7月の富士登山に向けて、装備品の慣らしと練習がてら、
景信山〜陣馬山ハイキング。
朝9時すぎ、高尾駅から満員の小仏行きバスで20数分。
終点の小仏で降り、軽く柔軟体操。
9時40分。ここからスタート。もう暑い。
景信山山道入口までのゆるい舗装路をダラダラ歩いていると、
早速、連れが新品の登山靴で山の土を踏む前に、うんこさんを踏む。
久しぶりにうんこさんを踏む人を見る。
いよいよ景信山登山開始。
後で考えると、ここが一番しんどい時間。
結構、急で所々足場も悪い上り坂を延々山頂まで小一時間。
あくまで富士登山の練習と装備品の点検・慣らし目的のため、
全く必要ないであろう防寒着など、ザックの中はフル装備なので、
余計にしんどい。
山頂の売店で飲み物を買って一休み。
コーラと非常食のカロリーメイトがうまい!
このあと、険しい登山道では転ばなかったのに、
トイレから出た直後のゆるい坂でスッ転ぶ。
油断大敵を身をもって知る。
11時すぎ、陣馬山に向け出発。
ここからは随分とゆるいハイキングコース。
気持ちのよい風も吹いて、非常にすがすがしい。
「ゆるい」と感じる理由は
こういった分かれ道が何度もあり、
「まき道」というゆるい道を選んでばかりいたからでもあるのだけど。
途中、トレイルランナーの集団と何度もすれ違う。
いくら「ゆるい」とは言え、そこまでする体力は僕らには無く。
で、いくら「ゆるい」とは言え、
細い道のすぐ横はこんな急斜面だったりするわけで、
さすがに、そんな道を
マウンテンバイクで走る強者には感嘆の声をあげてしまいます。
かと思えば、スーツにザックというトリッキーな姿のお爺さんもいたりして、
様々な人々とすれ違いながら途中、明王峠で少しの休憩を経て、
13時過ぎ、陣馬山山頂(855m)到着。
この山頂は360度のパノラマで遠くの山々が見渡せるという事で、
テーブルの上の表示をたよりに富士山を探すも、
残念ながらガスって見えず。
でもとにかく、ビールで乾杯!!
山頂で一時間半ほど昼食・休憩を取り、
14時半下山開始。
3〜40分で和田峠まで下山。
ここからは陣馬高原下バス停まで延々、舗装路。
結構、長く、連れのiPhoneでハナレグミなど聞きつつ、
ゆっくり歩く。バスの時間までまだまだあるし。
16時頃、バス停到着。
見直しが必要な装備品もわかり、有意義ですがすがしい一日。
高尾よりも観光地っぽくないし、初心者向けだし、良いですよ。